Photo:Kazumi Niimi
Interview & Text:Satsuki Kutsuwada(Luna Subito)
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国内外のさまざまな舞台で活躍する幸田浩子さん。歌っていていちばん幸せを感じるのは、観客とかけがえのない一体感を共有するときという。
「思い出深いのは、シチリアのカターニャにあるベッリーニ劇場で『清教徒』を歌ったとき。お客様が感極まって、劇場全体の空気がこちらにきゅーっと引きつけられてくるのを感じた瞬間はとても感激しました。薄幸の女性が裏切られて狂乱し、心が壊れてしまう場面で、一緒に歌っているコーラスの方が感情移入して泣いているのを見たときも、『今この瞬間を共演者やお客様と一緒に生きている!』と忘れられない一体感を覚えたんです」
今年はミュージカル『ジェーン・エア』にも挑戦する。
「以前、宮本亜門さんの『キャンディード』に出演したとき、ミュージカル歌手の方々が寸暇を惜しんで待ち時間にもストレッチをしていたのに影響を受け、さっそく取り入れたりしました。今回もオペラの世界とは違うことをいろいろ学んで、可能性が広がっていくといいな、と楽しみにしています」
| PROFILE |
数々の国際コンクールで上位入賞後、イタリア、ドイツなど欧州の主要歌劇場で次々とデビューし、主要な役を演じて活躍。2000年名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。国内でもNHK交響楽団などと共演。デビューCD『モーツァルト・アリア集』に続き、2009年2月『カリヨン~愛と祈りを歌う』(コロムビア)をリリース。二期会会員。
http://columbia.jp/koudahiroko
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