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「ベルギー幻想美術館 クノップフからデルヴォー、マグリットまで」は、兵庫・姫路市立美術館が所蔵する、日本最大級の質と規模を誇るベルギー美術作品で構成されています。19世紀後半から20世紀をまたぐこの時代には、人の内面や夢を表現した象徴主義、無意識の世界を描き出そうとしたシュルレアリスムの画家たちが登場しました。展覧会では油彩、版画などでベルギー現代美術を堪能できます。
輪郭線をぼかして描かれた女性には、上品さと柔らかさが溢れています。それでいて細部まで綿密に描かれた姿には、女性を優雅に表現するフェルナン・クノップフ(1858-1921)の画家としての傑出した才能がうかがえます。この展覧会のなかでも特に存在感のある女性たちの姿を、ぜひ鑑賞してください。 フェルナン・クノップフ
フランスの影響を多く受けた画家・フェリシアン・ロップス(1833-1898)は、パリで名声を博した画家で、風刺画や本の挿絵を描きました。また文学者との交流を深めていくうち、次第に退廃・官能的な要素を帯びた作品を生み出し、ベルギーの世紀末美術の先駆者となりました。 フェリシアン・ロップス
労働争議などが頻発していた19世紀後半のベルギーで、労働者に目を向け、それらを題材に作品を描いた画家のひとりにレオン・フレデリック(1856-1940)がいます。しかし、世紀末ごろには神秘主義的な作風に変貌し、少女像や幼児を題材にした作品を多く描きました。 レオン・フレデリック
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