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Project HEREing Loss川口ゆい(ドイツ在住 振付家・ダンサー)、坂倉杏介(慶應義塾大学、感性論/グループプロセス研究)、渡邊淳司(科学技術振興機構、インタフェース研究者) Photo:Julia von Vietinghoff |
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I might be on your right, or on your left, or in front of you. - Maybe I might not be “HERE”. 「HEREing Loss ―私の孵る場所―」は、現代のインターネットやモバイルテクニックを介した「素顔の見えないコミュニケーション」を音響デザイン、映像、ダンスを駆使し、ステージ上に観客を巻き込んでアバンギャルドに再構築するオーディオダンスパフォーマンス。それは急速に進化してくコミュニケーションスタイルのなかで置き去りにされつつある身体を流れに呼び戻し、新しい居場所を探す旅であり、観客たちの「白昼夢」が見えない糸となって絡みあう、不思議な体験の共有となります。 ステージには20の「寝台席」 が用意され、観客は寝袋に身体を横たえ、ヘッドフォンから流れる疑似放送を聞きます。外界と遮断された状態は、社会のストレスから観客を解き放つと同時に、不思議な夢の入口へと誘います。普通席の観客にとって彼らはインスタレーションの一部となり、同じ場にいながらそれぞれに異なる時間の体験となります。 「終了後もしばらく抜け出てこられないほど、サスペンスに満ちた世界」とベルリンで評されたワーク・イン・プログレスを経て、いよいよ完成版の日本初演です。 |