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レニングラード国立バレエ『眠りの森の美女』×フラワー

物語の世界をフラワーで表現

今年で20回を数えるレニングラード国立バレエの来日公演。その東京会場の渋谷・Bunkamuraオーチャードホールでは、フラワーアーティスト・上田美都子さんの作品が展示されました。
上田美都子さん:作品

オレンジ~イエローの花々によるアレンジは、可憐で清楚な印象。小さなトルソーがキュートさを添えています。

上田美都子さん・「belleフラワーズ」の生徒さんたち総勢7人

制作は、上田さんに加え、「belleフラワーズ」の生徒さんたち総勢7人で行なわれました。

上田美都子さん:メインアレンジ

メインアレンジは、大輪のダリア、バラ、デンファレ、アマリリスなどを惜しげもなく使用したゴージャスな作品。元々あったスパティフィラムの鉢植えも風景に取り込むなど、会場の雰囲気も大切にしています。

日本でも多くのファンを擁する同バレエ団が、恒例となった年末年始の来日ツアーを敢行。今回は、『くるみ割り人形』『バヤデルカ』など人気演目がラインナップされ、ファルフ・ルジマトフはじめシェスタコワ、ペレンといったスターが顔を揃えるなど、バレエファンには見逃せない内容となりました。
その東京公演(1月16日~17日)の会場となったBunkamuraオーチャードホールでは、フラワーアーティスト・上田美都子さんが上演作品『眠りの森の美女』をイメージして制作したアレンジが来場のお客様を出迎えていました。2階ホワイエへと続く2カ所の階段脇に、ピンク~レッド、オレンジ~イエローがそれぞれ基調となった2つのアレンジを設置。バレエのコスチュームを表現したという柔らかな生地と、瑞々しく鮮やかな色を発する生花をふんだんに使用した作品は、会場のムードをいっそう華やいだものにしていました。
「オーロラ姫の眠る深い森をヒムロ杉やユーカリなどで表現し、メインのフラワーは、ドレスをイメージしてデザインしました。また、作品に高さを持たせ、濃い色から淡い色へとグラデーションを持たせることで奥行きを表現して、オーチャードホールの広い空間でも映えるようにと意識しました」と上田さん。その言葉どおり、バラ、カーネーション、デンファレ、チューリップ、スイートピー、ダリア、ミモザ、ユリ……と、数え切れないほどの花々がその圧倒的な存在感で空間を彩っていました。2日間という期間限定ではあったものの、公演に訪れた人たちの目を存分に楽しませたことでしょう。

Photo : Kazuhisa Hatanaka

PROFILE

上田美都子 Mitsuko Ueda

上田美都子さん フラワースクール「belleフラワーズ」主宰。フラワーデザイン、服飾デザインを学び、教室経営を経て東京・恵比寿にフラワー関連会社を立ち上げ、その後「belleフラワーズ」を設立し現在に至る。カルチャースクール講師、企業のイベント、ウエディングフラワーなどにも携わっている。
共同制作者:田中美咲、荒川み津子、北島知代子、高橋由美子、浅見智子、金子由美子

belleフラワーズ
東京都渋谷区恵比寿3-37-13 メゾン大石1F
TEL:03-5420-1460
http://www.belle-flowers.com